Favorite creatures!!

中年になり、少年の頃の生き物好きを思い出し、現在リクガメを中心に爬虫類、昆虫、魚も飼育しています。 2児の父である普通の中年お父さんが「お父さんとしてのペットの飼い方・愛で方」を綴るブログです。

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ヘルマンリクガメの甲羅の歪みと湿度の関係

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ヘルマンリクガメは、日本で飼育できるリクガメの中でも特に甲羅が歪みやすいそうです。そこで、皆さんはリクガメの甲羅をツルツルのキレイなドーム型にするには、なにが重要だと思いますか?
紫外線や餌ばかり見られていませんか?実は案外湿度も関係あるようです。


ヘルマンリクガメは、野生下では乾燥地帯に生息しています。なので飼育環境も乾燥気味の40%〜50%を推奨する飼育本が多い気がします。

しかし、乾燥は甲羅の成長に影響を与える可能性があるようです。

やはり諸説あるようですが、ヘルマンリクガメは寝床などは土を掘り、ある程度土中に潜って睡眠をしたりすることが多いです。
そのため、甲羅にはだいたい土がついていて、適度に湿っているのが大半だそうです。
実はこの適度に湿った土が、甲羅の乾燥を防ぎ、成長時の変形を防いでいるという意見を見かけました。


確かに一理ある気がします。

以外かもしれませんが、カメの甲羅内側は骨でできていますが、外側の見える部分は硬い角質で覆われているのです。この角質が乾燥すると変形する、というのは、人間の冬場の乾燥時の手指のひび割れと一緒な原理なのかもしれません。

更にカメの場合、過成長や急成長においても、甲羅が歪みやすいといわれます。人間の肥満の場合、皮膚が伸びきれず肉割れを起こします。



いずれも人間に置換えると分かりやすいかと思います。
ただそうやって置き換えると、甲羅への水分は人間の化粧水、乳液、ハンドクリームになります(笑)
潜って付着し、保湿する土は化粧パックになるのでしょうか(笑)

カメが化粧水などを付けていると想像したら少し笑えてきました(笑)




リクガメの甲羅をツルツルのキレイなドーム型にするには、餌や紫外線などが重要視されがちですが、こういった湿度もかなり重要な部分ではないかと思うわけです。



湿度を上げるために私は以下のような装置を自作しました。
www.favocrea.com


↓自作が苦手な方はこちら↓

私の作ったものと全く同じです(笑)



今回の甲羅の構造に限っても過去には諸説ありました。ですが、いろいろな意見、知識と体験、経験、歴史を合わせて答えが出たのだと思います。
私も自身の知識、経験を重ね、自分なりの答えと飼い方を見い出せていけたらと思っています。

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