毎日疲れていて癒されるペットが欲しい!
一人暮らしが寂しくて、ペットが欲しい!
こんな時、犬や猫ではなく、ペットとして爬虫類である
ヒョウモントカゲモドキ
をお迎えするのはどうでしょう?(笑)
誰でも飼える飼い方や特徴をまとめてみましたので、最後まで見ていってください。
ヒョウモントカゲモドキとは
アフガニスタン南部から東部、インド北西部、パキスタンなどに生息している地表性のヤモリです。
大きさ:18cm~25cm
寿 命:10~15年
値 段:5,000円~
あの有名女優も飼っている!名前にトカゲとありますがヤモリの仲間です。
壁に張り付くことができず、地面を歩くしかできません。そしてヤモリにはなく、トカゲにはある「まぶた」を持っているためヤモリなのにトカゲモドキというんです。
そしてヒョウモンはその見た目通り、豹のような斑紋があるため「豹紋」と呼びます。
英名では「Leopard Gecko」
レオパードゲッコー:ヒョウ柄のヤモリ
種名では「Macularius」
マキュラリウス:斑紋のある
日本ではレオパードからとって「レオパ」と表現されることが多くあります。
おすすめの理由
現代人は朝出勤後、帰宅は夜になる方が大半だと思いますが、ヒョウモントカゲモドキは夜行性で、昼間の世話が必要ありません。そのため夜のゆっくりくつろぐ時間にお世話をすればいいのです。
大きさも大人の手程の大きさのため、飼育スペースも小さくて済みます。更に野生下での行動範囲も広くなく、飼育下では床面積が30cm×20cmあれば十分に終生飼育が可能です。棚の空いたスペース程度で飼育できるのです(笑)
人慣れもしやすく、餌を用意していると寄って来て手に乗ってくれたりもします。
そして餌の頻度ですが、尻尾に栄養を蓄えることができるため、大人になれば3~4日に1回で充分です。
世話をする頻度も低く、場所もとらない。
寿命が長くて、鳴くこともせず、飼い主に慣れてくれる。
現代人にとって理想を絵に描いたようなペットです(笑)
そして世界的に品種改良されている爬虫類でもあるため、色味のバリエーションが豊かです。
白、アイボリー、黄色、オレンジ、黒、etc…
好みの色の子が必ずみつかるでしょう🎶
飼い方
ケージ
ヒョウモントカゲモドキのケージとして床面積が30cm×20cm程度のケージを用意してあげましょう。最大で30cmにも満たないことと、野生下でも行動範囲が狭いのでこのようなスペースで充分なのです。
上記のようなケージ側面が開閉する、爬虫類専用品を選ぶようにしましょう。なぜなら、水槽やプラケースなどは世話の時に手を上から入れなければならず、これがヒョウモントカゲモドキにストレスになってしまいます。野生下で鳥に襲われるイメージが連想されるようですね。
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床材
ケージの底面になにもなければ、ツルツルのガラスやプラスチックのためヒョウモントカゲモドキが歩きにくいのです。そして排泄物もそのままになってしまうため、床材を使用します。
野性下では砂や岩の上にいますが、餌と一緒に砂を飲み込むと腸閉塞になってしまい、最悪の場合亡くなってしまいます。その危険を避けるため、キッチンペーパーやペットシーツを利用し、事故を防ぎましょう。
温度
ヒョウモントカゲモドキの飼育適温は25℃~30℃です。爬虫類は変温動物のため自分で体温を上げることができません。そのため適温を保つ必要があり、それを実現にするにはヒーター(保温球)を使用します。
このヒーターは通常の電球タイプと比べて消費電力か少なく、電気代が安くて済みます。節電アイテムとして効果を発揮してくれるでしょう。
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このヒーターをON-OFF制御して、ケージ内の温度を適温に保つ機能を持っているのが「サーモスタット」
このサーモスタットは必ず設置しましょう。でなければヒーターがケージを暖め過ぎてヒョウモントカゲモドキが熱死してしまいます。
その他、ヒョウモントカゲモドキは地表性のためお腹が地面に接することが多いのですが、冷えたケージ底面では風邪を引いたり、お腹が冷えて消化不良を起こしてしまいます。
これを防ぐために温度自動調整機能付き「底面パネルヒーター」を使用しましょう。
注意していただきたいのが、この底面パネルヒーターのみでケージを暖めることはできません。前出の暖突などと併用しましょう。
湿度
ヒョウモントカゲモドキの野性個体が生息しているのは、砂や岩だらけの乾燥地帯になります。しかし、日本の冬のように湿度10%を下回るような「超」がつくような乾燥ではありません。
生息地の平均的な湿度として
40%〜60%
が丁度いいとされています。室内で飼育していれば、ここから大きく外れることはなく、あまり神経質になることもないでしょう。
餌
ここまでイイ事ばかり書いてきましたが、一つ注意点をあげるとすれば、このヒョウモントカゲモドキは
肉食動物なんです。
そのため食べさせる餌が
コオロギやゴキブリなどの虫
になるんです。
これが高いハードルになる方は大勢いるのではないのでしょうか。
ですが現在は複数の人口餌が販売されており、販売店にて既に人工餌に慣れてくれている個体も多いため、お店によっては人工餌を食べてくれている個体を教えてくれます。
生き物のため100%ではありませんが、購入時の基準としてもいいのではないでしょうか。
ただ、一生人工餌を食べてくれるかは分かりません。
ずっと人工餌を食べていた個体が活餌を食べてしまい、その味を覚えてしまったら、それ以来「頑として人工餌を食べてくれなくなった」ということも聞きます。
そうなった場合も最後まで飼育する覚悟を持ってお迎えしましょう。
まとめ
ヒョウモントカゲモドキは一般的なペットとは違う、たくさんの魅力を持っています。そして現代人の事情にとてもマッチしたペットでもあります。
しかしその反面、爬虫類というまだ専門的に解明されていない分野の生き物でもあるため、完璧な飼育方法が確立されている訳でもないという事も理解しておきましょう。
もし人工餌を食べなくなっても責任を持って最期まで飼育していく覚悟。
世間一般では嫌われている爬虫類を飼育すれば、周りの人間から変な目で見られる覚悟(笑)
これらも十分考慮して飼育開始してください。
まぁ…飼ってしまえばカワイくて、手放すことなんてあまり考えないと思いますが(笑)
ヒョウモントカゲモドキが少しでも気になった方は、実際にペットショップや爬虫類カフェなどで実物を見に行ってみるのもいいですね🎶
きっとその魅力にハマってしまうこと間違いなしですよ!(笑)
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