Favorite creatures!!

中年になり、少年の頃の生き物好きを思い出し、現在リクガメを中心に爬虫類、昆虫、魚も飼育しています。 2児の父である普通の中年お父さんが「お父さんとしてのペットの飼い方・愛で方」を綴るブログです。

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自作で超簡単!紫外線ライトの能力を100%引き出す方法!

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紫外線ライトはなにがいい?
どこのメーカーを使う?
直管?渦巻き?

これらのことは皆さんよく考え、迷うところだと思います。


しかし、私はこれら以外のことに気を付け、工夫することで、紫外線ライトの能力を最大限に引き出すことに注力した方がいいのではないか、と提案します。


紫外線ライト本来の能力を発揮させるにはどうするか。それは

照射効率を上げるのです。

当然のことながら、ライトの発光部分から紫外線が照射されています。
ですがよく見て考えてもらいたいのは、ライトを断面で見ると、円周全て(四方八方)に発光していますよね?本来ライト直下にいる爬虫類にのみ当ててあげたいのに、上や横に照射していることにより、多くの紫外線は無駄になっている、ということになります。これはどんなに高価な紫外線ライトを使っても変わらない事実です。


ではどうするのか。

反射させる

紫外線は反射する、ということはご存知でしょうか?

例えば芝生の上ではほとんど紫外線は反射されません。しかし、冬の雪上では降り注いだ紫外線の80%も反射し、人間には「雪焼け」となって現れます。


これは本来地面に降り注いで吸収されるはずだった紫外線が反射し、再び人間に向かって照射されているのです。(気象庁も認めていることです)


では、この現象を紫外線ライトにも応用できないか。
ライト上に雪を設置することは無理ですが、方法があります。実は紫外線を反射させることができる材質が身近にありました。それは『アルミニウム』です。

アルミは紫外線を反射させることができ、反射率はなんと90%を誇ります❗

実際に紫外線ライトの傘部分にアルミ箔を巻き付けただけでUVBを測定すると、倍以上になるとのこと。

そして表面に「ざらつき」がなければ更に反射率は上がり、明るさも上がります。

このようにいつもの紫外線ライトにひと工夫するだけで、飼育生体が元気になるかもしれません。

高価な紫外線ライト、更に寿命も短いとなれば、効率よく使用したいものですね。


直管型は器具の上面にアルミ箔を貼り付けて使用します。

我が家の場合は直管型紫外線ライトと、薄いアルミプレートを組み合わせています。

このような薄いアルミプレートを曲線的に折り曲げて使用し、
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写真のように反射率を上げています。



渦巻き型にはリフレクターを設置してからアルミ箔を巻いてあげましょう。

カミハタはよく考えられていて、しっかり反射率をあげるためのリフレクターになっています。