リクガメにとって湿度管理はとても重要です。
過乾燥によって甲羅がいびつになってしまうことがあるからです。
これを防ぐために湿度を上げ、維持することが必要ですが、リクガメ用の大きなケージ全体の管理となれば大変です。
皆さん加湿器を入れたり、床材をヤシガラなどの水分を含むことができるものにしたりと試行錯誤しています。
私もその一人で、湿度維持をさせるために日々悩んでいます。この課題は簡単には解決することはできません。
ですが加湿器を入れるにしろ、床材を変えるにしろ、絶対に行う必要がある事が1つ!これをすることによって必ず湿度を上げ、維持することができます。
それは何をすればいいかというと…
ケージ開口部にフタをすること
…え?と思うかもしれませんが、これは一番手っ取り早く簡単に、そして確実に効果が現れます。
窒息するほど密閉してはいけませんが、ケージ天面の隙間は数ミリの空気穴以外は塞いであげましょう。
我が家のケージ上部を塞いだ例
これでケージ内に仕込んである加湿器や、水分を含んだヤシガラの加湿能力を最大限に活かすことが可能になります。
私は以下の記事のように、ケージ内部に加湿器を設置しています。
www.favocrea.com
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ケージ天面を塞ぐフタには湿度自体を上げることはできません。その代わり、内部に設置した加湿器が湿度を上げ、フタが湿度をケージ外へ流出することを防ぎます。これらを組み合わせることで乾燥を防ぐことができるのです。
以上のことを実践してみれば、皆さんが悩むリクガメの過乾燥問題の解決に繋がるのではないでしょうか。
解決の一助になれば幸いです!
※完全に密閉すると最悪酸欠、そこまでならなくともケージ内が蒸れます。その結果生体が調子を崩してしまうので気を付けましょう。