Favorite creatures!!

中年になり、少年の頃の生き物好きを思い出し、現在リクガメを中心に爬虫類、昆虫、魚も飼育しています。 2児の父である普通の中年お父さんが「お父さんとしてのペットの飼い方・愛で方」を綴るブログです。

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リクガメのために爬虫類用ケージを比較してみた

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リクガメを飼育する場合、放し飼いではなくケージを使用する方がほとんどだと思います。
そこで今回はそれぞれのケージで、私なりの考察を書いていきたいと思います。



三晃商会『パンテオン9045』

引戸タイプで組立式です。そのためサイドパネルをメッシュパネルに取替えなどオプションパーツがあるのが特徴です。

デメリットとして、デザートサンドなどの床材だと、リクガメが立ち上がったときに引戸レールに入ってしまいます。そのままガラス引戸を開け閉めすると「キリキリ」や「ガリガリ」などの大きな音をだしますので、それが不快だと感じる場合は、コマメにレールの掃除が必要です。


ジェックス『グラステラリウム9030』

このケージの特徴は、全面扉が観音式だということです。スライド式だと、全開にしてもケージ半分しか開口部ができません。しかし観音式だと、ケージ幅目一杯の開口部を確保できるため、メンテナンスが容易にできます。更に高さの必要のないリクガメには、高さ30cmと45cmを選択できるのも嬉しいですね。

ただ、最大の特徴である観音式扉を開け閉めする場合に、結構な音がするようで、生体もびっくりすることが少なくないようです💦


ワイルドプラネット『WP850』

このケージは複数所持していることで、強みを発揮します。

爬虫類飼育者は多くのケージを設置し、いくつもの種類の生体を飼育していることが多いです。そのため、よく使われるのがメタルラックです。

よく見るこのメタルラックは幅が91cm、奥行46cmなので、90cmケージはピッタリ収まると思うのですが、四隅のポールが邪魔をして入れることができません。そんな時はこのワイルドプラネットの『WP850』を使用することで、横幅はピッタリ収まります。幅81cm、奥行50cmなので奥行きは2cmずつハミ出ますが、使用上は問題ありません。

このラックとケージの組み合わせで多段数のケージラックが完成です♫(笑)


ゼンスイ『タフキュービック604545』

このケージはアルミフレーム製で、よく考えられています。オプションパーツを用いてパネルを取替えたり、ケージ同士を重ねることができます。更に引戸式の弱点であるレールに床材がたまることへの対策として、掃除しやすい形状にするなど、飼育者の意を汲んでくれているような設計です。

みどり商会『ケースバイケース645』

みどり商会は私も使用している保温器具「暖突」を販売しているメーカーです。そのため、暖突の取り付けの際に必要なビスを通せるように、天板のメッシュの目は、他メーカーよりも粗めになっています。ビスを通すために、メッシュを突き破る必要がありません。また、底面パネルヒーター「ナイーブ」専用の差込口があるなど、同メーカーの商品が組合せやすいような設計になっています。

熱帯魚用ガラス水槽

正直に申し上げますと、ガラス水槽が1番キレイに見えます。フレームレス水槽ならもっとキレイですね。扉などの継ぎ目がないため、鑑賞性に重きを置くならガラス水槽でしょう。更に爬虫類用と比べると安いです。

しかし日々のメンテナンスのことを考えると、上からしか手を入れられないため、作業性は悪く、通気性も良くありません。そして上から手を入れるため、目線を合わせたとしても少し生体を驚かせてしまう事もあります。



コンテナボックス

安い!軽い!掃除しやすい!の三拍子揃った優等生です(笑)見た目は悪く、半透明で鑑賞性も良くありませんが、ガラスケージにはできない特徴があります。

それは片手で持って丸洗いが簡単にできるということ!

これだけでもメンテナンスが楽になり、魅力的なケージだと私は思います。


『プラ船』『トロ船』

こちらも安い!軽い!掃除しやすい!の三拍子揃ったものです。更に丈夫!ということで工業用ですが、メダカや金魚、ミズガメなどにも流用されています。コンテナボックスよりも鑑賞性はないに等しいです(笑)高さもあまりないため、よじ登っての脱走には注意が必要です。

しかし、上記どのケージよりも大きさに対して軽く、丈夫なところは評価できます。これを飼育に使おうと考えた方を称賛したいくらいです(笑)


まとめ

どのケージも一長一短で、それぞれに良い点があります。飼育者の都合も考慮した上で選定してください。

幼体時は安いコンテナボックスやプラ船で、成長してからガラスケージを新調するという感覚でもいいかもしれません。

その他、飼育部屋のインテリアに合わせるのも1つの方法です。
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