Favorite creatures!!

中年になり、少年の頃の生き物好きを思い出し、現在リクガメを中心に爬虫類、昆虫、魚も飼育しています。 2児の父である普通の中年お父さんが「お父さんとしてのペットの飼い方・愛で方」を綴るブログです。

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リクガメは爬虫類

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リクガメは爬虫類です。爬虫類は『変温動物』ですので、温度管理が必要になってきます。
この変温動物という言葉は皆さんご存知でしょうか。子供の頃に学校で習うと思うのですが、忘れてる方が大半でしょう(笑)


『変温動物』
人間などの恒温動物(こうおんどうぶつ)と違い、自身の体温を自身で調節できず、外環境に頼る動物。
人間であれば体温36℃前後を保つようにします。たとえば暑いときは体温を下げるため汗をかきます。寒いときは体温を上げるため体内のエネルギーを使い体温を維持します。
これらは恒温動物にとって特に意識せずともあたり前にしている生命維持活動です。
しかし爬虫類のような変温動物は、このような活動ができません。体温が高くなり過ぎる場合は汗をかけないので、日陰に行き体を冷まします。体温が低いときは体内エネルギーを使うことはできないので、太陽の下に行き日光浴にて体温を上げます。
なんかアナログな感じですかね(笑)

このため、四季のある地域に生息している爬虫類は、冬眠という手段をとり、体温が低く活動できない時期を乗り越えます。

しかし、四季のない赤道付近に生息している爬虫類は、この手段をとることはできないため、通年高い温度で飼育しなければなりません。


一方ヘルマンリクガメに限れば、冬眠できる亜種とそうでない亜種がいます。

一般によく流通する『ヒガシヘルマンリクガメ』は冬眠可能と言われ、流通量が少なく高価な『ニシヘルマンリクガメ』は冬眠はできないと言われています。


しかし、いくら可能と言われていても冬眠はリスクが伴います。秋の餌の量、冬眠中の温度管理等様々な要素を適切に保たなければならず、ベテラン飼育者でも難しいところがあります。
春に暖かくなっても目覚めず永眠してしまう個体さえいるほどです。
(私は過去にクサガメで亡くした経験があります)


リクガメに限らず、変温動物である爬虫類を飼育する場合は通年高い温度を保ち、冬眠させない方法をとるのが無難です。


せっかくペットとして飼うのであれば、全く姿を見ることができない期間が数カ月もあるのは寂しいですよね(笑)私は常に愛でたい方なので、年中加温飼育をしていきます(笑)

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