リクガメ飼育にはお金がかかる。特に初期投資が大きくなってしまいがち…
そう思っていませんか?
しかし、工夫(妥協といわれるかもしれませんが💦)次第ではかなり値段を抑えることができるのです。
一般的に60幅ケージのセットでは35,000円〜40,000円はかかります。これを代用品を駆使して安く揃えたいと思います。
ケージ
これは透明コンテナボックスを使用します。上から手を入れるとリクガメはストレスを感じてしまいますが、目線を合わせながら行うことである程度は軽減されます。
約3,000円
数百円で買えるものもありますが、フレームの補強がなくフニャフニャです。クリップソケットをつけると歪んだりして危険なので、このような強度のあるコンテナボックスを利用しましょう。
紫外線ライト
紫外線ライトはリクガメにとって非常に重要です。これは妥協できない…と思うかもしれませんが、そもそも紫外線ライトに頼らず、できる限り本物の太陽光の下に出してあげることで高価な紫外線ライトは必要なくなります。なので
この紫外線ライトを、爬虫類用のソケットではなく家電用として
これらで約3,000円
バスキングライト
これはなるべくケージ内に温度差を作り出したいため、局所保温を行える集光タイプをオススメします。
約1,000円
そしてソケットは熱を持つため家電用を代用はできません。これは素直に爬虫類用を使用しましょう。
約1,500円
保温球
これの代用品はひよこ電球ですが、はっきり言って値段は変わりません。なので爬虫類用でいいでしょう。
保温器具は球切れに備えるために、常時2個以上設置することをお勧めしています。万一片方が球切れしても、最悪の事態は避けることができるからです。
ですので2個で約2,000円
これに先程のクリップソケット2個で約3,000円
サーモスタット
これはジェックスの「タイマーサーモ」をお勧め…とは致しません(笑)便利なんですが、かなり高価です💦
ここは熱帯魚水槽用を代用します。
水用サーモスタットですが、我が家でもニホンカナヘビ、ヒョウモントカゲモドキケージで全く問題なく使用できています。
約2,000円
タイマー
バスキングライト、紫外線ライトの時間を制御するために使用すると、自動で入切してくれるため便利です。
約1,000円
合計金額
さて以上をまとめるといくらになったでしょうか。
なんと約17,000円で揃えることができました❗❗
市販飼育セットの約半額以下です(笑)これなら初期費用のために飼育に踏み切れなかった方も、決心できるのではないでしょうか??もちろん電気工事の知識、技術がある方であれば、爬虫類用ソケットを使わなくても、数百円で用意できるものもあるため、更に値段が下がります。
ここまで書いてきてですが…
「金がないならペットを飼うな!」
と言われる方もおられるかもしれません。爬虫類飼育には初期費用もかかりますが、維持費の電気代がかかります。更に紫外線ライト、保温球などは定期的に交換しなければならないため、常にお金は必要です。
これらをケチることなく、生体の為にお金を使う覚悟を持ってください。決して「維持費が払えないから捨てる…」なんてことにはならないように責任を持ってお迎えしてあげて頂きたいと思います。
要するに、できるところは節約し、使わなければならないところでは思い切ってお金を出してあげましょう(笑)
以上、
リクガメ飼育セット 代用品でこんなに安く揃う!でした。