ヘルマンリクガメの性格はどんなものでしょうか。
よく飼育書に書かれているのは『活発で物怖じせず、明るい性格』です。
ほとんどの飼育書に似たような事が書かれていました。
実際にその通りで、悪くいえば単純(笑)餌欲しさに誰にでも近づいていきます(笑)
それらが要因で人慣れし易く、誰にでも飼いやすいリクガメといわれます。ではなぜそこまで人慣れし易いのでしょうか。
CB個体
それは、日本で購入できる亜種ヒガシヘルマンリクガメは、ほぼ100%CB(飼育下繁殖)個体であることが大きいです。
日本国内でも積極的に殖やされています。(余談ですが、輸入に頼らず国内繁殖できている種は、購入価格が安定し、安価になっていきます。)
生まれた瞬間から人の手に触れて育っているため、人間は危害を加えないのを分かっています。
そのため、小さなベビーを購入したとしても、臆することなく人前に出てきます。
小さなベビーが、手に持っている餌に齧り付いてくる姿はたまらなく可愛らしいですよね🎵(笑)
飼育温度範囲が広い
上記のCB個体という理由にプラスされる形になりますが、飼育適温の幅があるのも要因の一つになります。
寒さにもある程度耐性があるため、多少寒くなっても活動が鈍くなりにくく、活発な行動をいつも見せてくれます。
人によってはかなり温度を下げた飼育をしています。昼間20℃を切っても甲羅干しし、餌を食べる個体もいるらしいです(笑)リクガメ飼育の定説からはかけ離れていますね(笑)
まとめ
以上をまとめると、生まれた時から人間と一緒な生活をし、多少適温から外れても元気でいられるという2つの条件が重なることになります。
それらの理由から、ヘルマンリクガメは『活発で物怖じせず、明るい性格』と言われているようですね。
もちろんこの他の理由もあるかもしれません。イエローヘッドモニターのように、人間と接する自然環境ではなかったため、天敵という認識がない。そのため人慣れしやすいという例もあります。
いろんな情報を手に入れ、書籍なども読み漁り、飼育者自身日々勉強が必要です。
まだまだ研究途上な爬虫類の世界ですので、これから新たな発見、発表があるのも楽しみですね。
以上ヘルマンリクガメの性格をまとめてみました。