Favorite creatures!!

中年になり、少年の頃の生き物好きを思い出し、現在リクガメを中心に爬虫類、昆虫、魚も飼育しています。 2児の父である普通の中年お父さんが「お父さんとしてのペットの飼い方・愛で方」を綴るブログです。

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リクガメが便秘になったときの対処法。

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リクガメを飼育していると便秘になってしまったという人が必ずいます。

もしそうなった場合の対処法として、これから書き記すことを実践してみてください。多くの場合は簡単に改善します。





温度を上げる

リクガメは変温動物のため自身の体温調節や代謝は周囲温度に頼っています。ケージ温度が低いと代謝が落ちて食べた餌を消化できません。結果、便秘になるだけでなく食欲も落ちてしまいます。
そのため便秘になったときはまず環境改善を試してみましょう。案外温度が低く、代謝が落ちてしまっているかもしれません。ケージ温度やリクガメの体温が低いときはサーモスタットの設定温度を上げると簡単に便秘解消します。具体的には30℃程度。バスキングスポットの温度を上げるのも有効です。(35℃以上)

 
 

餌を変える

排泄は食べたものが出てくるため、当然何を食べたかによって出やすい、出にくいが変わります。人間にも言えることですが、食物繊維が豊富なものを食べるとリクガメも排泄しやすく、立派なものを出してくれます(笑)
野菜で言えばモロヘイヤ、オクラなど。野草ではオオバコ、ヘラオオバコがおすすめです。これらを餌に取り入れましょう。
その他便を柔らかくするために、水分の多いレタスや豆苗を与えるのもいいですね。
 
 

サプリメントを使う

毎日同じエサでは飽きてしまう、オオバコなどを食べてくれないリクガメにはサプリメントを使いましょう。

生きた腸内細菌が爬虫類のおなかの細菌バランスを正常に保ちます。整腸作用による摂餌の促進と栄養吸収力の強化。また、腸内の病原菌の増殖を防ぎます。

ということが商品に明記されています。餌に適量ふりかけるだけでいいのですが、嫌がるようなら好物のトマトなどにかけて与えれば間違いなく食べてくれるでしょう。継続的に毎日ふりかけてあげると効果的です。

温浴

家庭でできる最終手段が温浴です。1週間便秘など長い期間排泄していなければ、35 ℃くらいのお湯に顔が浸からない程度の深さで温浴してあげてください。体温を強制的に上げ、代謝が上がり、多少出にくい便も排泄しやすくなります。
ですが毎回温浴しないと出ないようなら、最初に述べた環境改善をすることが優先です。それから餌やサプリメントを追加してみましょう。あくまでリクガメ自身で排泄させることが最重要ですから😅



まとめ

便秘の原因の多くは環境によるところが多いです。まずは自身の飼育しているリクガメのケージ環境を見直してみましょう。
それから餌、サプリメントでの自然排泄を促し、どうしても改善しなければ病気が疑われます。
ケヅメリクガメやヒョウモンリクガメなどは尿結石ができやすく、手術でないと取り除くことは難しいです。
自身で手を尽くすのも立派ですが、早めに獣医さんの処置を受けるのもリクガメのためだということをお忘れなく。

以上、「リクガメが便秘になったときの対処法」でした。