フトアゴヒゲトカゲを飼育してみると、毎回の給餌の際の反応が楽しいですよね🎶
野菜はムシャムシャ。
人工餌はカリカリ。
活き餌は目を輝かせて追いかけます(笑)
こんな反応が楽しくて、溺愛してしまった飼い主は毎日でも餌をあげたくなるのです(笑)
しかし、基本的にフトアゴヒゲトカゲに毎日餌やりをする必要はありません。その理由を説明します。
まず、フトアゴヒゲトカゲは雑食ですがかなり肉食に近い雑食です。やはり活餌が大好きですね。動き回るものに反応してしまいます。
そして野菜なども食べますが、実は水分補給の意味合いが強い傾向です。
生命維持するためのエネルギー補給は野菜よりも動物性の餌(虫など)から摂取しています。
動物性の餌は野菜などよりも高栄養のため、食べ続ける必要がありません。
食べ過ぎると肥満の原因となり、様々な弊害が生じます。
それに野生下では毎日餌が獲れる訳ではありません。何日か獲れないことなんていくらでもあるでしょう。
そんなとき多少の絶食でも活動できるのが、高栄養なものを食べている肉食動物の強みですね。
実際にフトアゴヒゲトカゲに満腹まで食べてもらうと、翌日は餌への反応が凄く悪くなってしまいます😅
以上のことからフトアゴヒゲトカゲの餌は2〜3日に1回程度でもいいのです。ただし毎回食べるだけ与えるようにしてあげます。
…それでももし、毎日でも与えたいのであれば少量ずつにしましょう。満腹にさせるのではなく程々に。
その調整が難しいですけどね😅なので私は現在2日に1回、食べるだけ与えています。
※今回の記事はフトアゴヒゲトカゲの成体の場合の一つの飼育例です。幼体以下には毎日与えるのが基本です。
その他、与えるものによっても違いはあり、個体差もあります。飼育個体をよく観察し、その子に合った給餌間隔を見つけてあげましょう。