現在は様々な人工餌が各メーカーから販売されています。しかし各個体がどれもこれも食べてくれる訳ではありません。
以前私はニホンカナヘビにヒカリ「レオパゲル」を与えていました。しかし開栓後の保存期間が短く、結果飼育個体が少ない場合などはコストパフォーマンスが悪くなってしまう事がありました。現在は保存の面で便利だと思って使っているのがペレット系人工餌
ジェックス
「レオパブレンドフード」
ヒカリ
「レオパドライ」
以上の2つです。
これらを我が家のヒョウモントカゲモドキとニホンカナヘビに与えた場合を比べてみました。
結論から言うとどっちも問題なく食べてくれます。ですが、生まれてから初めて食べる人工餌は食い付きが悪いです。それまでは食べてくれるように工夫が必要なのです。
食い付きが悪いときに私が試した方法はこちら↓↓
www.favocrea.com
「レオパブレンドフード」
現在の主食です。レオパドライよりはニオイが強いこともあり、食い付きはいいです。このニオイに気付けばヒョウモントカゲモドキは目を見開き、ノソノソとシェルターから出てきます。
ゲル系とは違い、ふやかしてから与えるペレットタイプなので結構ボロボロ落としてしまいます(笑)ふやかし過ぎないように調整してあげる必要があります。
「レオパドライ」
人工餌に革命を起こしたともいえる「レオパゲル」のペレット版です。ゲルと比べてニオイは弱く、趣向性は落ちてしまう印象です。ですが味を覚えてしまえば素直に食い付いてくれます。
いろいろなレビューなどでブレンドフードよりは崩れにくいと言われているようですが、私には違いが分かりません(笑)
そんなに重要ではないかもですが、それぞれの粒の大きさ、形が揃っています。ブレンドフードは結構バラツキがありますが、レオパドライはキレイに揃っていますね。
どちらも常温での長期保存可能で、ぬるま湯でふやかして与えるという手軽さがウケている人工餌。そして栄養バランスの面では餌昆虫よりも優れています。
食い付きで言えばニオイが強いのでレオパブレンドフードの方が良いでしょう。ですが趣向性ではレオパゲルの方が高く、これを食べている個体であればレオパドライへの移行はスムーズに行くかもしれません。どちらも栄養バランスを考えられており甲乙付けることはできませんが、飼育している個体が食べてくれるかどうかを判断するためには、ニオイと以前まで食べていた餌から考慮して選択するのもアリだと思います。
「これを食べてほしい!」ではなく「これなら食べるかな?」と何種類でも試してみてもいいのではないでしょうか。
このような人工餌が世の中に登場したことで、爬虫類飼育者を増やすきっかけにもなっているのは確かです。
ですが餌昆虫と同じで単一で与えるよりも、数種類のものを与えてあげることも必要ではないかと思っています。万が一商品が廃版にでもなればその個体が食べる餌がなくなってしまいます💦栄養面でも偏りをなくす意味があります。
以上、ペレット系人工餌「レオパブレンドフード」「レオパドライ」比べてみた!でした。