フトアゴヒゲトカゲはオーストラリアの乾燥地帯に生息する昼行性のアガマ科です。
そのため飼育する場合は強い紫外線と高温のホットスポットが欠かせません。
ケージで飼育していても好んでホットスポットで体を暖め、気持ち良さそうな表情を見せてくれます。
このケージ内のホットスポット。人間からするとかなりの高温で45℃前後が好ましいとのこと。私は干からびてしまいそうです😅
しかしこの温度はフトアゴヒゲトカゲにとっても暑いと感じることがあるようです。ではそのようなときはフトアゴヒゲトカゲはどのような行動をとるのか?
それはホットスポットからの距離で調節します。バスキングライト直下では暑過ぎる場合、そこから少し外れて暖まっています。
自分で暑さを感じ取り、距離で調節する。これが変温動物の体温調節なんですね😏
(ホットスポットであるケージ中央から外れて暖まっている様子)
この行動は爬虫類が生きていく上でとても重要なことです。そしてケージ内で飼育するときにこの体温調節が行えるよう、温度勾配をつけることが最重要事項なんですね😤
彼ら爬虫類を飼育する上で餌も大事ですが、正しい飼育環境を用意してあげることもとても重要だということです🤔
私も飼育者として、彼らに毎日快適な飼育環境を提供できるように努力しなければ😣
※飼育環境は一般的な例です。飼育者の考え方や個体差によって異なるため、最適な環境は飼育生体を観察して用意してあげましょう。
リンク