一般的にヘルマンリクガメにとって丁度イイホットスポット温度は35℃前後と言われています。これに近付けるため調整し、試行錯誤しています。
ですがこの温度だけでは飼育は成り立ちません。そして正直に言うと、ホットスポットの温度はそこまで神経質に「35℃にしなければ!」ということもないのです😅
それは何故かというと、ヘルマンリクガメは爬虫類のため変温動物ということを理解しなければいけないからです。
自身の体温は外気温に頼るため、代謝を上げるために日向ぼっこをします。つまりケージ内では寒い時、代謝を上げたい時にバスキングライトの下に行き、体温を上げ、代謝を上げるのですね。
逆に眠るときのように代謝を下げたい時、体温を下げるため気温の低い場所へ移動します。これはケージ内のクールスポットになります。
以前の記事に書いていますが、ヘルマンリクガメ飼育ではケージ内の目指す平均温度があります。
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バスキングライトでホットスポットを作り、反対にライトの当たらない場所にクールスポットを作ります。
そうすることでリクガメが自身で動き回り、体温調整をすることで、いつでも活発に動き回るところを観察できます。
この理想に向かってバスキングライトを調整するのです。
バスキングライトのワット数を変えたり、距離を変えたり。または照射場所を変えてもいいと思います。
これは季節によっても変わってくるため、飼育しているリクガメの観察は怠らないようにしましょう。
単純に「バスキングライトでホットスポット」と言っても調整などが難しい。
やはりなかなか奥が深いですね〜😣
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