ヒョウモントカゲモドキは夜行性のため、夕方から朝方まで活動して昼間は寝ています。
朝、隣のニホンカナヘビケージの照明が点灯しだすと、ヒョウモントカゲモドキはシェルターの中で目を閉じて睡眠に入ろうとします。
この日はシェルターに戻り睡眠に入る時間帯に、なんとも言えない表情を見せてくれました(笑)
眠くて目を閉じているのでしょうが、笑っているようにも見えて思わず私が笑ってしまいました(笑)
この眠る表情について、知識として頭に入れておいてもいい情報を書いておきます。
眠る表情についてはまず
ヒョウモントカゲモドキは何故「トカゲモドキ」なのか
を説明しなければなりません。
ヒョウモントカゲモドキは「ヤモリ」ですが、トカゲのように瞼があり、目を閉じることができます。そして更にヤモリの特徴ともいえる壁に張り付くことができず、地面を歩くことしかできません。このことからヤモリなのに「トカゲモドキ」というのです。
以上のことから、壁も登れないヤモリなのに、瞼があり表情が豊かで、愛くるしさがあります。
ヒョウモントカゲモドキがペット爬虫類として人気なのは、飼育難易度もそうですが、こういう仕草などもペット向きということが挙げられます。
実際に飼育していると、いろんな生き物が似たような要素を持っていますが、ヒョウモントカゲモドキは今回の表情のように、たくさん魅力の詰まった生き物なのでしょうね。