夕方にケージの照明が消灯すると、その前からお昼寝をしていたリクガメ(ヘルマンリクガメのコウちゃん)はそのまま就寝に向かいます(笑)
ですが部屋に人が入ってきたり、部屋の照明が点灯すると気付いて起きることがあります。
これはその時の「目が開いてない」にも関わらず、餌がもらえると思って歩きだそうとしているところです。
かなり寝ぼけているので、なかなか一歩が出ません(笑)
でも餌はあげません(笑)
こんな時間に食べちゃダメだよ💦(笑)
…なぜ寝る前に食べたらダメなんでしょう?
夜間に餌をあげてはいけない理由
胃の中の食べた物を消化するには代謝を上げて消化しなければなりません。
リクガメは変温動物であり、代謝を上げるには外気温に頼らざるを得ないので、夜間の気温が下がる時間帯では上手く胃の中の物を消化することができないのです。これが消化不良となるのです。
消化不良
通常食べた物は胃の中で消化液によって消化され、そこから腸に運ばれて栄養吸収されます。
消化不良は胃の中で完全に消化されずに腸へ運ばれてしまい、栄養を吸収できなくなってしまうことをいいます。
人間では消化不良を起こすと吐き気や胃痛、胸焼けなどを引き起こし、そこから食欲不振に陥ってしまいます。
リクガメに夜間餌を与えると上記の状態へ陥ってしまい、生き物の生命維持のために必要な栄養を吸収することができません。そのため、必ず餌の時間帯は守るようにしましょう。