今回はリクガメの餌『最強の野草』を紹介です❗
その名は…
ヤブガラシの100gあたりの栄養価
- カルシウム 573mg
- リン 32mg
カルシウム : リン比
17.6 : 1
リクガメ餌の理想比率は5:1といわれていますが、それを遥かに凌駕しています。カルシウム含有量は、
カブの葉、大根葉の2倍以上❗
モロヘイヤの2倍以上❗
小松菜の3倍以上❗❗
チンゲン菜の5倍以上❗❗❗
いかに豊富に含まれているかが分かります。カメの甲羅は中身が骨のため、カルシウムは出来る限り摂取させてあげたいので、食べる量に対し、含有量は多いに越した事はないです。
その点からすると、正にヤブガラシは『最強の野草』ですね(笑)こんなカルシウム含有量見たことない❗(笑)
ガッついて食べるほど趣向性が高いことはありませんが、小松菜のように普通に食べてくれる個体が多い気がします。ホントこれ以上何を求めるの!?と思うくらい優秀です。
と、まぁリクガメ餌用としては超優秀ですが、そこは雑草。一般の方にとっては駆除が困難な厄介者です。地上部分を取り去っても、土中の根部分が水平にどんどん伸びて地上に生えてくるため、一度生えてきたら完全駆除は無理だとも言われます。他の草類にも覆い被さり、薮(やぶ)を枯らす(からす)ほど生い茂るため「ヤブガラシ」と名付けられたそうです。
もう一つ和名に「ビンボウカズラ」の名前があります。どんどん生い茂るため、庭の手入れができなくなるほどの様から、「手入れする暇もないほど貧乏」あるいは、「この植物に覆われた家が貧相に見える」などの理由からそう呼ばれるそうです。
間違っても自宅庭で栽培しない方がいいでしょう(笑)
どう転がってもイイ印象はない雑草です(笑)恐らくこの草を見つけて喜ぶのは草食爬虫類を飼育している人たちだけでしょう(笑)
ヤブガラシを食べるヘルマンリクガメ。
我が家では、5月〜10月くらいまではこの『ヤブガラシ』が主食になります。たまに飽きてきたのかな?と思うこともありますが、全く食べないことはありません。
みなさんも野草を与えることを検討しているなら、ぜひ愛亀に『ヤブガラシ』を❗
その他の餌の参考は以下の記事をご覧ください。
favorite-creatures.hateblo.jp
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