Favorite creatures!!

中年になり、少年の頃の生き物好きを思い出し、現在リクガメを中心に爬虫類、昆虫、魚も飼育しています。 2児の父である普通の中年お父さんが「お父さんとしてのペットの飼い方・愛で方」を綴るブログです。

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爬虫類初心者にリクガメは飼えるのか

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爬虫類のなかでもカメは人気で、万人受けしています。

丈夫で人に危害を加えるような種もいないイメージで、おとぎ話にも出てくるような愛されキャラです。

しかし、飼育するとなると話は別です。
飼育機材や飼育スペース、世話にかける時間などの負担が、他の爬虫類と違って段違いです。
タイトル通り初心者にも飼えるような生き物なのか?そのことについて書いていこうと思います。


一般的に爬虫類で初心者向けは?で上がるのがヒョウモントカゲモドキクレステッドゲッコーコーンスネークの3 種ではないでしょうか。
なぜここにリクガメは入ることができないのでしょう。


リクガメは初心者には難しい理由

 1.飼育スペース

リクガメはほぼ立体活動ができません。それゆえに飼育ケージは高さは必要なく、床面積のみで考える必要があります。そのためトカゲ類と比べて面積を広くとるスペースがなければならないのです。
よくケージの幅が甲長の約5倍が必要と言われています。奥行きも合わせるという考え方もありますが…
甲長20cmだとケージ幅が約100cm必要になります。これだけの飼育スペースを初心者が用意するのは、少しハードルが高いですね💦

 2.飼育機材の多さ

リクガメは昼行性のため、バスキングライト、紫外線ライト、保温球、サーモスタット等、爬虫類飼育に必要な機材は全て使用します。それに大きなケージが必要であれば、初期投資はかなりのものになります。

 3.餌の難しさ

リクガメは草食のため、昆虫やマウスを与える必要がありません。(種類によっては多少摂取させるものもいます)
そのため野菜やリクガメフードだけで育てられると思いますが、これが逆に難しいところなんです。
コオロギだけ与えればいいとかではなくて、常に多様な野菜、野草を用意してあげなければなりません。

 4.寿命の長さ

あってはならないことですが、ペット飼育では、寿命を全うする前に飽きたり、飼育放棄するという可能性があります。リクガメは長寿です。それが故に他の生き物よりも、寿命を全うする前に手放してしまう方も少なくありません。
パートナーとしてのリクガメは、寿命に関しては正に一生の付き合いです。それが苦になってしまわないか、これも難しいものです。



ここまでリクガメ飼育の難しさばかり書いてきましたが、ここからはその難しさを乗り越える方法を書いていきます。

リクガメは初心者でも飼える理由

 1.野菜、野草で飼える
これは難しい理由でも上げましたが、初心者には肉食爬虫類の餌コオロギの繁殖でも難しいものです。しかし野菜であればスーパーで手に入ります。専門店に足を運ぶ必要はありません。これはメリットでもあります。


 2.飼育中に怪我をすることがほぼない
モニターなどの大型肉食爬虫類は、世話をする時に怪我をすることを覚悟しておかなければなりません。大型犬もそうですが、不意に噛まれたり、引っ掻かれる可能性は非常に高いです。
しかしリクガメの場合、餌を手渡しでもしない限り噛まれることはまず有り得ません。攻撃として噛むことはほぼないのです。たとえ隣に座っていても安心ですね(笑)



 3.飼育情報が豊富
飼育者が多いということは、その経験に基づく情報も多いです。その上リクガメは長寿なため、先輩飼育者の情報は豊富な経験を踏まえたものばかりです。
マイナーペットの爬虫類にとって飼育セオリーは現在進行形で更新されていっています。たくさんの方の情報を手に入れるように努力は必要ですが、本やインターネットなど探せばいくらでも出てくるくらいの人気種ではあります。
困ったら先輩飼育者がいるのは頼もしいですよね。

まとめ

結論からいうと私は初心者でもリクガメは飼えると思っています。以前にも書いたことがありますが、人におすすめされたから飼うというのは、少し無責任かなと思います。

一つの大切な命です

とことん愛情を注いであげて欲しいのです❗いっぱい愛情を注げるくらい気に入った子ならば、飼育が難しいとされる種でもなんとかできるはずです❗

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どんなにお世話が大変でも、こんな目で見られたら飼ってて良かったと思えますよ🎶(笑)
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