「ソーラーラプターUVマーキュリー」と「ソーラーグローUV」。この両者の比較レビューです。
「ソーラーグローUV」はジェックスから販売されているセルフバラスト水銀灯です。
「ソーラーラプターUVマーキュリー」はゼンスイから販売されているセルフバラスト水銀灯になります。
双方80Wのレビューと、ホットスポットとした温度がどこまで上がるか、を比較、検証してみました。
UVB照射量は測定していません。
外観
比較写真です。左がソーラーラプター、右がソーラーグローです。
長さはあまり変わりませんが、直径がだいぶ違います。
ジェックス「ライトドーム18cm」につけた外観
ソーラーラプター
ソーラーグロー
こうやって比較すると直径の違いが一目瞭然ですね。
カミハタ「テラ」につけた外観
ソーラーラプター
ソーラーグロー
今回の検証設備内容
ケージに見立てたコンテナボックス600✕450にクリップスタンドカミハタテラで真下に照射。距離は共に20cmです。この距離は、クリップスタンドの高さがH450のケージに収まるようにしたためです。その他、照射距離20cm以上がメーカー推奨距離です。
上面は開放。
スポット温度はニチドウのマルチ湿温度計にて測定。
部屋温度は約18℃で照射開始30分後の温度がどこまで上昇するか実験しました。
コンテナボックス外にも温度計を設置しています。
温度検証結果
ソーラーラプター
18.0℃→35.2℃
ソーラーグロー
18.0℃→33.0℃
色味の検証
ソーラーラプター
ソーラーグロー
かなりソーラーラプターは青というか、緑というか、色が強く出ます。
ソーラーグローは素直に白っぽい色ですね。
まとめ
温度上昇はソーラーラプターの圧勝です。30分以降ももう少し上昇しそうでした。トゲオアガマなどの高温のホットスポットが必要な場合はソーラーラプターを使用した方がよさそうですね。
しかし、小さ過ぎるケージではオーバーヒートの可能性もあるため、その場合はソーラーグローの方が使いやすそうです。
購入を検討されている方は参考になさってみてください。