Favorite creatures!!

中年になり、少年の頃の生き物好きを思い出し、現在リクガメを中心に爬虫類、昆虫、魚も飼育しています。 2児の父である普通の中年お父さんが「お父さんとしてのペットの飼い方・愛で方」を綴るブログです。

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リクガメの嘴削り、爪切り

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皆さんのリクガメは嘴や爪が伸びていますか?
我が家のリクガメは嘴はあまり目立ちません。伸び過ぎの症例として書籍等で写真を見ますが、なんでここまで放っておいた?と思うくらい伸びています。ですが、飼い主がヤスリなどを使って削るというのは少し怖いですよね。
なにより、他の飼育者さんのブログでは、嘴削りや爪切りを行ったことにより、飼主不信になったりする子もいるようです。そうなるとしばらくは、シェルターに引きこもったりして相手にしてくれません。私だったらヘコむだろうな〜(笑)

ショップによっては嘴を削ったり、爪切りをしてくれたりする専門ショップもあります。
私の地元にはありません(笑)しかし、獣医さんにお願いする手があります。動物病院などの施術料金は、その病院により異なります。お願いする前に電話等で問い合わせすることをおすすめします。

さて、ではなぜリクガメの嘴や爪が伸びるのかについてお話しましょう。
そもそも野生下のリクガメが嘴伸びっぱなし、爪伸びっぱなしになることはありません。
その理由は
硬い野草などを齧って食べることで嘴が削られます。
硬い地面を毎日数キロ歩いたり、土に穴を掘ることで爪が削られます。
これらにより、自然と長さが調整されるのです。

げっ歯類のように木などを齧って長さを短くしたり、猫のように地面や壁に爪を立てて削るという行為はリクガメにはありませんので、野生を再現できなければ、飼い主が手入れをしてやらねばならないのです。


しかし
飼育下では冬でも毎日野草を準備することは難しいでしょう。
毎日数キロも地面の上を散歩させることは難しいでしょう。
穴を掘り進めることが可能なケージ環境を与えることは難しいでしょう。

以上のことから、飼育下のリクガメには嘴削り、爪切りはほぼ必須なことになります。


ですが、しょっちゅう嘴削り、爪切りは飼育者にもリクガメにも負担になります。そこで、以下のようなアイテムを使用することにより、なるべく自然に削れるようにすれば、リクガメへの負担とストレスが減り、良い関係を築きあげることが可能になるでしょう。

嘴削りにはこちらのようなものを与えてください。


爪削りにはシェルター内でガリガリしてもらいましょう。


どうしても爪の方が伸びるのが早いです。その場合は切りたい脚を飼育者の指で保定し、慎重に行いましょう。爪切りに必須なものは


シェルター以外は爬虫類用ではありません。鳥用と猫用です。しかし、原材料は変わらないですし、爪切りにいたっては人間用のものでも代用できます(笑)
我が家のリクガメの嘴があまり伸びないのは、硬いこのカトルボーンを齧らせているからだと思っています。人によっては、カキ殻を齧らせたりもしているようですね。

いずれにせよ、日頃からのメンテナンスが大事です。よく観察し、症例写真のようになる前に手を打ちましょう。