Favorite creatures!!

中年になり、少年の頃の生き物好きを思い出し、現在リクガメを中心に爬虫類、昆虫、魚も飼育しています。 2児の父である普通の中年お父さんが「お父さんとしてのペットの飼い方・愛で方」を綴るブログです。

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リクガメはトイレを覚える?

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皆さんのリクガメは「うんち」や「おしっこ」は決まった時間、決まった場所などはありますか?今回はリクガメのトイレトレーニングのお話です。

 

我が家のヘルマンリクガメのコウちゃんは、だいたい朝ご飯前にうんちを出します。場所はケージ奥側が多いですね。

しかし、所詮リクガメなので、決めた場所、時間のルーティーンはないでしょう。それに、した後、普通に自分のうんちを踏んづけます。

そうなったらすぐ洗ってあげるのですが、たまに発見するのが遅れ、踏んづけた脚でケージ内壁を登ろうとするので、ケージ内壁が「うんちアート」になってしまいます。

 

ここまでは皆さん経験はあると思います。

 

 

今回はその先を考えてみましょう。

この踏みつけてうんちを引きずることがなくなれば、忙しい朝の掃除がなくなり、飼い主としての負担も減ると思いませんか?

ただ一般的に、リクガメにトイレトレーニングは無理だという意見が大半です。しかし、その無理と言われることを実践し、成功した方もおられるという事をご存知でしょうか?

 

もちろん犬猫と同様に失敗することもありますが…

 

では成功した方はどうやってトイレを覚えさせたのでしょうか?

 

よく耳にするのは、温浴中にさせるというものです。これはリクガメに限らず、爬虫類全般に使える手のようですね。

変温動物である彼等は、外温度によって自身の代謝が変化します。つまり、温浴によって体温を上げ、代謝を上げ、腸の動きを活発にし排泄させるという方法です。ただし、あまり頻繁に行うと、未消化のものまで排泄されてしまうという意見もあるようで、実施する場合は常に排泄物の観察が必要です。

 

もう一つはトイレをつくるというものです。

 

リクガメはトイレなんて認識できねぇよ!

 

なんて言われてる方もいると思います。おっしゃる通りこの方法はトイレを認識できているわけではないと私も思います。その方法とは、リクガメを手足の届かないよう台などの上に乗せます。次に、総排泄孔の下に桶状のものをセットし、放置します。リクガメは何をしても、どう足掻いても何もできません。すると最後には排泄をして、セットした桶が受け止めるという状態です。

なぜこんな事で排泄してくれるのでしょうか。それは、少しビビっているんだと思います。不意に上から掴まれ、持ち上げられたり、ひっくり返って元に戻れなくなっても漏らすリクガメもいます(我が家のリクガメもそうです)。つまりプチパニックにして排泄させています。そういえば、「飼い主ではなく、別の人間に持ち上げられ、その手の中でもらした」リクガメもいるようですね(笑)

 

それは可愛そうという声が聞こえてきそうです。しかし、リクガメは以外と賢い部分もあります。上記の方法を毎日、毎時間繰り返すと行動を覚えてしまいます。乗せられたら、うんちをしないと降ろしてもらえない。などと考えているのでしょうか。

 

 

以上を書いてですが、なにかしら条件付けなどで排泄をコントロールすることは出来そうです。しかし、残念ながらトイレという概念はないので、たまにの失敗はあります。そんなときでも優しく接してあげましょう。怒られる概念もありませんが、恐怖は感じるようなので、飼い主から離れていってしまうかもしれません。そんな悲しいことにならないように、トイレを覚えるまでは亀のように首をなが~くして待ちましょう(笑)

 

今回は以上です。